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紫蘇

2009.06.26(22:52) 308

どうもこれは性分でしょうか、新発売とか限定とか、ちょっと変わり種といったものに昔から弱くて、今回もそんな僕の好奇心をかき立てるような品物を発見してしまいました。
皆さんもご存じでしょうか?
PEPSI SISO
コーラでお馴染みのあのメーカーが出したシソ(紫蘇)風味のコーラを!

見慣れたロゴマークではありますが、驚くべきはその中身の液体の色。
コーラと言えば黒という固定観念がありますが、購入したシソコーラはなんと緑色だったのです。
恐る恐る蓋を開けると、まさしくあのシソの香りがツ~ンと漂ってきました。
肝心の味の方はと言うと、これはこれで有りなのかとは思いますが、純粋にコーラを飲みたい人にはもはや別の飲み物と言えるかも知れませんね。

紫蘇の名前には、彼の有名な名医、華陀(かだ)が関係しています。
三国志がお好きな方はご存じかと思いますが、後漢末期に活躍した伝説の医師で、曹操の頭痛や関羽の矢傷(こちらは創作とされていますが)を治したエピソードや麻酔薬を用いての外科手術を最初に行ったなど、今なお医学の神様として崇められています。

そんな華陀が、蟹を食べて食中毒を起こし死にかけていた若者に、紫色の葉を煎じ、それを処方すると、その若者はたちまち死の淵から蘇ったと言われる所から、その時用いた紫の葉を『紫蘇』と呼ぶ由来になったそうです。

そんな逸話にも見られるように、紫蘇の葉には魚介類による食中毒の予防効果や消化不良に対する効用があり、薬味としてお刺身の隣に添えられています。
他にも気の巡りを良くし、腸胃の緊張を弛めるといった作用があり、妊婦さんの悪阻(つわり)などにも効能があります。
他にも紫蘇は梅と一緒に漬けて梅干しにしたりしますが、この梅干しも殺菌作用があり、お弁当などに入れておくと持ちが良いとされています。
特にこの高温多湿な梅雨から夏にかけては食べ物の足が速く、腐りやすい時期でもあります。
そんな紫蘇はこれからもってこいの食材と言えます。

ちなみに僕は天ぷらの中では紫蘇が一番の大好物です。
とは言え、家族で天ぷらをする際に、母親に頼まれて裏の畑に植わっている紫蘇の葉を取りに行くと、その紫蘇がある場所はヤブ蚊の群れなす所でもあったので、葉っぱを何枚か取る内に体中を蚊に刺されてしまいました。
ですので、好物の紫蘇は食べるには、ヤブ蚊の中に身を投じるリスクに葛藤していた思い出があります。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


2009年06月
  1. 紫蘇(06/26)
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