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ヤドカリ里帰り

2014.02.28(23:34) 463

来院頂いた方はご存知かも知れませんが、ちょっと前まで、当院の治療室には2匹のヤドカリがおりました。
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去年、沖縄を旅行した時に、浜辺で貝拾いをしたのですが、不覚にも空き物件と思って持ち帰った貝の中に紛れていた2匹でした。
温かい沖縄の地から、極寒の、まして海からほど遠い長野に連れてきてしまった心苦しさも手伝って、しばらく面倒を見る事にしました。
面倒見ると言っても、あまりに環境が違うので、当初はそう生きながらえる事も無いだろうと思っておりました。
が、しかし、2匹とも2度の脱皮と1度の宿替えを経て、まるまる一年をこの長野の地で迎える事になりました。
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今回の沖縄旅行は、彼らを生まれ故郷の浜辺に返してあげるのも旅の目的の一つでした。
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そして、2匹のヤドさん達は無事、昨年貝拾いをした漢那ビーチへと帰還を果たす事となりました。


思えば、脱皮中、2ヶ月間砂の中に潜りっぱなしだったのが、ひょっこりと姿を見せた時の興奮や、宿替え用の貝殻を探しに、各所の浜辺を散策したあげく、結局貝殻を通販で購入したり、購入したその貝に宿替えした事、寒い日にはカイロをベタベタに貼って暖をとってあげたりとこの一年随分とヤドさん達を中心に一喜一憂する暮らしになっていました。
治療中、不意にヤドさんが登った貝から滑り落ちて、カチンと音を立てたりする事も無くなると、とても寂しく感じるものですね。
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今は、ヤドさん達のいた水槽の替わりに、ガラスのヤドカリの置物などを置いて寂しさを紛らわしております。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


2014年02月
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