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二日灸

2005.09.03(20:41) 10

二日灸【ふつかきゅう】もしくは【ふつかやいと】とも言います。
ちなみに、似たような感じですが、二日酔いとは全然違います。

俳句をされる方は、季語にこの二日灸があるのでご存じの方も多いかと思います。
これは、旧暦の2月2日と、8月2日に、病気に罹らない元気な身体でいれる様に、この日にお灸をすると言う習わしがありました。
おまじないの一種や、縁起担ぎであったかと思いますが、この日にすえるお灸は、普段すえるお灸よりも非常に効用があるとも言われていました。
最近ではこの二日灸という言葉どころか、お灸をすえると言うこともあまり無くなってしまいましたが、こうした俳句の季語として用いられていたと言うことは、当時の風習として広く定着していたものと思われます。

元の起こりは、節句の一種だったという説と、中国で行われていた【天灸:てんきゅう】から端を発しているとの説もあります。
この天灸は子供の額に×だとか+などを書いて、毎年8月1日もしくは14日お灸をすえて、無病息災を祈ったという習わしがあります。

いずれにせよ、当時の人達の間では、お灸によって気血の滞りを解消し、丈夫な身体を維持しようとしていたわけです。
今ではお灸というと熱いとか、やけどをするまでガマンするとか、お仕置きで懲らしめる為にすえるだとか、どうしてもダーティーなイメージを抱きやすいですが、糸くずくらいな小さなものから、棒状のお灸を近づけて温めるというものなど、決して熱かったり、怖いものなどではありません。
むしろ、温かくて気持ちの良いものです。

今年は8月5日(月)が、この二日灸の日となります。
そこで恵樹堂ではこの習わしにちなんで、この日いらした方で、このブログを読んだという方の治療代を500円引きにさせて頂きます。
是非興味のある方はいらしてみて下さい。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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