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音を表す漢字

2006.06.16(00:04) 105

東洋医学の本を読んでいて、一番困ってしまうのは、ある物の音や状態が漢字を使って表現されている時です。
例えば、「背中の辺りがゾクゾクする。」と言われれば、風邪のひき始めだとすぐに合点がいきます。
また「咳が出て、呼吸がゼイゼイとなった。」と言われれば、さらに風邪の症状が手に取るようにわかるようになります。
このように擬態語、擬音語を使うことによって、色々な単語や形容詞を使うよりも、もっと簡便に、そしてより生々しく表現をすることが可能となります。
しかし、これが中国の古医学書に著されている表現ともなると、これら擬態語・擬音語を理解するのにいつも一苦労してしまいます。
上に挙げた「ゾクゾク」といった言い回しが、ある箇所には「淅淅(せきせき)」とされていたり、また「ゼイゼイ」であれば「喝喝(かつかつ)」と表現されていることもあります。
こういった表現は、実際にその言葉を発音したり、また当時の時代背景・生活背景なども知っていないと字面だけで言葉を理解しようとしてもなかなか難しいものがあります。
ですので、僕などが「いつもニコニコ笑っている」とか、「お腹がシクシクと痛い」と、普段何気なく使っていますが、初めて日本語を学ぶ外国の方にとってはとても難しいのだろうなあと感じてしまいます。

ちなみに、一文字である音を表現した漢字にこうっいたものがあります。

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この漢字一文字が訓読みで「ほねとかわとがはなれるおと」と読みます。
音読みでは「カク・ケキ」と読みます。
一文字で、ここまで読ませるのは、恐らくこの漢字が一番長い読みになるのではないでしょうか?
しかし実際に、骨と皮とが離れる音というのは聞きたくないですね。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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