タイトル画像

堂のお話

2006.08.09(22:59) 113

われわれが、身体の不調を感じた時には、自分で病院や治療院を探すなりして、足を運んでいるかと思います。
昔の中国では、医者が各地を転々と渡り歩きながら医療行為を行っていたことがあります。
その際に、紐で通した鈴を幾つもぶら下げながら、自らが来たことを周囲に触れ歩きながら方々を回ったとされています。
今で言う往診専門と考えれば、イメージとして近いかも知れません。
このような形態で医術を行うものを串鈴医(かんりんい)と呼んでいました。

こちらからで向かなくても、向こうからやってきてくれると言うことであれば便利な気がします。しかし、これだと病気に罹った時、たまたまこの串鈴医が通りがかれば良いのですが、そう都合良く病気の方もタイミング良く出てくれるはずもありません。
病気で何日も苦しみつつ、いつ来るか分からない医者を待つというのは、相当な苦労もあったのではないでしょうか?

そのような時代背景の最中に、張仲景(ちょうちゅうけい)先生と言う大変優れたお医者さんがおりました。
この先生は、役人として働く傍ら、自らが働くその場所(役所/公)で患者を診ていたそうです。
多くの人々がこの張仲景先生の治療によって救われたと言います。
その事から、張仲景先生がに座して医術を施していた行為を座行医と呼んで、居を構えて医療を行う施設やお店など名称に「」という文字が使われるようになりました。

同じように身体の不調を感じるような時には、皆様のいつでも頼れる「」でありたいものですね。
スポンサーサイト


天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


<<お知らせ | ホームへ | 神奈川新聞花火大会>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://keijyudou.blog20.fc2.com/tb.php/113-6b309c55
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)