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徳川将軍家十五代のカルテ 篠田達明著<新潮新書>

2005.09.14(20:22) 14

久々にホームページのトップページを変えてみました。
後は中身にも少し手を加えて、内容ももう少し充実したものにしたいなあと思っています。
やろうと思った時に出来ないと、いつも後回しになってしまうので、何とか暇を見つけてリニューアルを行いたいと思います。

今回読んだ本は、徳川将軍家の死因を分析することで、その死因の背景にあったものや当時行われていた医療の一端についても興味深くうかがい知ることが出来、非常に面白い本だと思います。

その中で、徳川綱吉の治療にあたった鍼灸師、杉山和一検校が登場してきます。
検校と言うのは、視覚障害者に与えられた最高の官位で、有名な所では京都のお菓子の元にもなった近世筝曲の開祖と呼ばれる八橋検校がいます。
杉山検校は、日本独自の鍼の打ち方でもある管鍼法を編み出した事でも知られ、近世鍼灸の隆盛に多大な影響を及ぼした人物でもあります。
本の中では杉山検校についてわずか触れる程度でしたが、もう少し補足すると綱吉のぶらぶら病(今で言うノイローゼ、精神薄弱?に近いものだと思うのですが・・)の治療を行い、非常に効果があったことから、その後も綱吉の絶大な信頼を得て、重用されるに至りました。
杉山検校自身は、自らが管鍼法を編み出すきっかけとなった地、江ノ島弁財天に足繁く詣でていましたが、その身を案じた綱吉の計らいによって、本所一ツ目の場所に江ノ島弁財天を模した弁財天が建立されました。
それが現在、墨田区千歳にある杉山神社です。
当時はこの場所が、鍼灸師の育成の為の学校ともなり、数多の鍼灸師の卵達がここで学んだことと思います。
鍼灸学校の頃から、この場所には一度行ってみたいと思っていましたが、念願かなって、今年の初詣はこの杉山神社に詣でることが出来ました。
写真はその時に撮影したものです。
今度は是非江ノ島の弁財天にもお参りしてこようと思っています。



杉山神社

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