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鍼灸師必見!?

2008.05.14(15:17) 182

たすけ鍼 山本一力著


今回読んだ本は、今までには珍しく、鍼灸師が活躍する物語、題して「たすけ鍼」です。
昔から、鍼灸師とかツボが題材として取り上げられるような物語は、池波正太郎の「仕掛人・藤枝梅安」や「北斗の拳」などのイメージが強くて、いまだに同業者以外の方とお話しする時など「秘孔ってあるんですか?」とか「悪い事すると鍼でお仕置きするんですか?」なんて事を聞かれたりします。

この「たすけ鍼」に関しては、あくまでも物語の様相を呈してはいますが、江戸時代、下町の庶民の間で行われた鍼灸治療や当時の医術の様子なども丁寧に描かれています。
こと、山本一力さんは、江戸時代、下町、職人の題材を多く手がけていて、この「たすけ鍼」についても事前に相当な下調べをされたのだろうなあという描写が要所要所に描かれています。
特に食中毒の場面では、足の裏内庭にお灸をしている場面などは、鍼灸師であれば思わず「ウン、ウン」と頷いてしまうのではないでしょうか?
鍼灸師が活躍する小説として、久しぶりに読み応えがあったように思います。
また、鍼灸師じゃなくとも、普通に物語として読んでも充分面白いかと思います。


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