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紫陽花

2008.06.12(23:59) 199

今日は、一日肌寒かったですね。
時候の挨拶で、6月は「向暑のみぎり」等と書きます。
文字通りであれば、夏に向かって段々暑くなってくるはずのこの時期ですが、「梅雨寒」という表現があるように、しとしと雨が降るようなこんな日は、夏日から一転、グッと冷え込むこともあります。
急激な温度変化に身体がついていかず、体調を崩されやすい季節です。
皆様も風邪などひかぬよう、くれぐれもご自愛下さい。

今日は、午後に往診に出かけました。
冒頭のようにしとしとと雨が降る天候でしたが、こういった天候の方が路地に咲くあじさいは良く映えるように思います。
紫陽花

あじさいは、紫陽花と書いて「あじさい」と読みますが、元は集まる(あづ)、接頭語の(さ)、藍(あい)、と呼ばれていたこの花が、中国から渡来してきた「紫陽花」という別の花を取り違えて「あじさい」という読みをあてがった事からこのような読み方になったと言われています。
あじさい自体はもともと日本に自生していた花だったのです。

道ばたに咲いて、我々の目を楽しませてくれるアジサイですが、その花を乾燥させて、それを煎じて飲めば解熱作用があると言われています。
特に瘧(おこり)といって、一日の内のある時間帯に発熱と悪寒を繰り返すといった症状なに処方されていました。


雨に打たれて静かに濡れそぼったアジサイを見かけると、何となくアンニュイな気分になりますよね。
アジサイが出てくる歌だと、石川啄木の「昨日より色のかわれる紫陽花の、瓶をへだてて二人かたらず」が浮かんできますが、この歌の背景にある二人の情感の独特の重さと、紫陽花との対比が何とも言えずマッチングしています。
アジサイの花言葉は「移り気な心」ですが、所変わってフランスでは「忍耐強い愛情」「元気な女性」なんだそうです。
雨に打たれても、満開の花を咲かせるあじさいをイメージしているのだとか。
見る人によって、感じ方が違って面白いものですね。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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