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飲み会とシャックリ

2008.06.16(23:57) 201

昨日一日は勉強会でした。
勉強会の後は、今年度に入会された新規会員の方との親睦を深める為に新人歓迎会ならぬ飲み会となりました。
渋谷支部飲み会

気の張っていた勉強会から一転、和気あいあいの雰囲気にお酒もグイグイ進み、僕も気がつくと真っ赤な顔をしていて、久しぶりに良い気分で酔っぱらってしまいました。
普段飲み慣れない?お酒のせいか、はたまた勉強会の緊張から解放されすぎて少々羽目を外してしまったせいでしょうか、帰りの電車の中でシャックリが止まらなくなってしまいました。
日曜の夜とは言え、車内には沢山の人が乗っていて、その中で間髪を開けず「ヒック!、ヒック!」と肩をふるわせながらシャックリする姿は、例え僕が酔っぱらっていようとも、とても恥ずかしものです。

東洋医学では、シャックリのことを(えつ)、または吃逆(きつぎゃく)といって、起こる原因としては胃気の上逆によって引き起こされると考えております。
黄帝内経霊枢の口問篇第二十八には
「穀入于胃、胃気上注于肺。今有故寒気与新穀気、倶還入于胃。新故相乱、真邪相攻、気并相逆、復出于胃。故為噦。」
食べたものが胃にはいると、抽出された水穀の精微が昇って肺に注がれます。もしその人に冷えがあった場合、入ってきた食べ物が一緒になって胃に溜まることになります。食べ物の気ともともとの冷えが相乱れ、せめぎ合うことで、同時に上逆して、胃から出るようになります。これをシャックリと言います。」
多くは、消化器系全般を統括する脾胃の部分に冷えがある場合に起こりやすいのですが、他に生ものや、冷たいもの、食べ過ぎ、刺激食品の過食、精神的ストレス、長期の病気中、その陰に大きな病が隠れている場合もあります。


ただのシャックリといえども、日頃の不節制により、シャックリが起こりやすい下地というのが出来上がっている場合があります。
飲み過ぎ、食べ過ぎを反省するだけでなく、それ以前の自分自身の身体の調子はどうだったかというのを少し振り返ってみた方が良いかも知れません。
と言いつつ、自分自身も少し体調管理を見直す必要がありそうですが・・・・。
一過性のシャックリの場合、主に胃経にあるツボに鍼をするとシャックリが緩和されます。
電車の中で、鍼を取り出して・・・・と言うわけにもいかず、結局、眠気が襲ってくると同時にシャックリは収まってしまったようです。

ちなみに噦が二つ重なると、噦噦となり、カイカイ(クヮイ、クヮイ)と読みます。
これは鈴の音を表す擬声語になるのですが、昨夜発していた僕の噦の音はそんな優雅なものではありませんでした。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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