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枇杷

2008.06.25(23:51) 205

今日は沢山の枇杷を頂いてしまいました。
枇杷

何個かは食後のデザートとして頂き、残りはジャムと枇杷酒にしようかと思っております。

さて、枇杷と言えば、その木を庭に植えると「病人が出る」という言い伝えがあり、今でも庭に枇杷の木を植えることに抵抗があると言う方もいるかも知れません。
もともと、枇杷は葉っぱから実に至るまで、色々な薬効があり、昔はその枇杷を求めて沢山の病人が集まってきたことから、このように言われるようになったと考えられます。
また別の説としては、枇杷は一年中その葉を青々と茂らす常緑樹で、枇杷を植えると生い茂った葉によって日陰ができ、家の陽当たりが悪くなってしまったり、生命力の旺盛な枇杷の木はその周辺の養分を吸い取る為に、他の植物が育ちにくいなどとして嫌われたということもあります。
しかし、それだけ生命力に溢れた枇杷だからこそ、優れた薬効を得られるのでしょうね。

かのお釈迦様も枇杷の木を「薬王樹(やくおうじゅ) 」、葉を「無憂扇(むゆうせん)」などと命名し、人の病苦を取り除く植物であると説いています。

鍼灸治療でも枇杷の薬効を利用して、治療に応用する事もあります。
それは枇杷の葉を患部やツボににあて、その上にモグサを置いて燃焼させたり、棒灸をあてるという枇杷の葉温灸と言ったものです。

昔から、「枇杷黄にして医者せわし」などと言って、枇杷がたわわに実るこの時期は、暑さ寒さの温度差も激しく、また湿気によって、体調を崩しやすくなります。
そんな時にこそ、枇杷は心強い味方となってくれていたようであります。
「枇杷と桃、葉ばかりながら、暑気払い」
とは言え、枇杷に頼らずとも、夏のうだるような暑さと湿気を難なく乗り越え、夏バテとは無縁の身体作りに鍼灸治療でもお手伝いして参ります。

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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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