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経穴研究会

2008.08.26(12:28) 239

先日の日曜日、勉強会の有志が集まっての「経穴研究会」がありました。
前回の夏休みの宿題の流れだと、今回の集まりは「朝顔の観察」ならぬ「経穴の観察」といったところでしょうか。
経穴研究会
我々鍼灸師が治療を行う上で、この経穴ひいては経絡を知ることはもっとも重要なことであります。
有史以前から、これら経穴に関しては様々な経験、臨床の積み重ねを経て、今僕らがが手にする教科書においては、経穴図というものに表現されていて、目に見える形でそれらの存在を窺い知ることが出来ます。
僕らは、それらの経穴図を羅針盤代わりにして、実際の臨床ではより、その人の身体に即した、あるいは病気に効果的な経穴を臨機応変に探っていくことで治療を行っております。
今回の勉強会の趣旨としては、その羅針盤たる経穴の場所を、今の時代にあった言い回しや表現を使い、もっと明確な形に書き直し、万人にとって、とりわけ鍼灸を志す初学者の人にも求めやすい形にしていこうと言うことで、定期的に集まっては討議を重ねていています。
経穴研究会現場風景
その為には、骨や筋肉ひいては血管の走行に至るまで、経穴との位置関係を照らし合わせながら、一穴、一穴入念に調べていかなければなりません。
非常に根気のいる作業でありますが、こうして仲間同士で集まり経絡経穴の研究をしていると、改めて経絡や経穴を見出した昔の人達の偉大な功績に感じ入ってしまいます。
経穴と経穴を結んだ線が経絡と言うことになりますが、この経絡はただの直線ではなく、時としてある経穴から90°に折れ曲がるような急カーブを描いていたり、あちこちに色々交錯していたりと、学生時代にはその複雑さに辟易としたものですが、実際に一つ一つ経穴を観察してみると、概ね経絡図通りに経絡の流れを特定することが出来るから、不思議です。
経絡図
いつもこの研究会では、ちょっとした感動を味わう事が出来ます。
この日も、とっても有意義な一日となりました。

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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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