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ほおづき

2008.10.03(23:06) 250

生まれて初めてほおずきを食べました。
ほおづき
小さい頃、ほおずきの実を、種だけを出して、後に残った皮で、口の中で膨らませ鳴らして遊んだ想い出があります。
当時、そのようにして遊んでいたほおずきは、所謂観賞用のもで、一度口にした事がありますが、とても渋くて食べれたものではありませんでした。
その時のイメージからほおずきには、これまでなかなか食指が向かなかったのですが、今回手にしたのはフルーツほおづきと言う代物です。
ほおずきというと、赤橙の実を思い描いていたのですが、これは黄色い実です。
普通のほおずきと違って、微かに甘い香りがします。
恐る恐る口にすると、その味は甘酸っぱいサクランボのような感じでした。
タルトなんかにしてもいけそうです。

小さい頃の、渋いほおずきのイメージがこれで一新されました。

もともとほおずきというと、咳止めや利尿の薬効があり、古くから薬として用いられる事も多かったのです。
また別の使い道に、堕胎薬として用いられる事もあり、妊娠中の方はあまり食べ過ぎないようにしなければなりません。
秋なすは嫁に食わすなと言いますが、ほおずきもナス科の植物であり、ナス科植物全般に含まれる微量のアルカロイドを含有し、また特にほおずきの根には子宮を緊縮させるヒストニンをがある為、多食しすぎると子宮を収縮させ、流産を引き起こしやすくさせると言います。
昔の人が堕胎薬として用いたのにもちゃんと根拠があるのですね。

ちなみにほおずきを漢字で書くと、「酸漿」と書きます。
他にも「鬼灯」と書く事もあります。
これは見たまんま、その提灯のような様子から由来しているかと思います。
ほおずきは、お盆の飾りとして定番になっていますが、御先祖を迎える灯籠として、仏壇に飾れば、ほおずきがそのまま赤提灯の代わりになってくれるというわけです。

ほおずきの呼び方の由来が、「大和本草(やまとほんぞう」にありまして、ホオという臭虫(いわゆるカメムシ)が好んで寄りつく事から、そう呼ばれる様になったとされています。

しかし、お隣中国では、可愛らしい少女に例えて、紅姑娘(べにくうにゃん)と呼ばれています。
カメムシと可愛い少女では雲泥の差です。
日本ではほおずきの扱いが随分とひどいですね。
でも確かに、がくにフワッと包まれた小さな赤い実は、可愛らしい少女の様だとする例えも分からなくはないですね。

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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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