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くっつき虫

2008.10.29(22:33) 256

朝晩冷えて、大分秋が深まってきました。
青森ではもうすでに雪が降ったそうで、秋を通り越して一気に冬に突入してしまったようです。

この時期、通りを歩いている時に、ふと道端に目をやると、そこかしこでくっつき虫をお目にかけます。
くっつき虫と言っても、昆虫ではなく、野草のことなのですが、花が散った後の実が棘状になり、洋服の繊維にくっつく事から、昔からくっつき虫と呼んでいました。
くっつき虫1

今まで、正式な名前は何というか知りませんでしたが、調べてみると小栴檀草(コセンダングサ)という名前だそうです。
くっつき虫2

まだ小学生の頃、登下校で一緒になった友達と、このくっつき虫を取ってはセーターにつけてその収穫の数を競ったものです。
このくっつき虫、やがて実としてまとまっていた物が一本一本の棘になってくるのですが、藪などに入った時には、この棘がそれこそ洋服にまとわりついて、後々まで洋服から落ちずに、身体のそこかしこがチクチクするなんて言うやっかいな思いをしたものです。

この棘の部分が、この小栴檀草の種子にあたり、種を飛ばす代わりに動物の毛などに付着することで、その種を遠くへと運ばせるようにしているのだそうです。
しがみついて離れない。
そんな性質からか、花言葉は「忍耐」になります。

小さい頃の僕らは、随分と小栴檀草の子孫繁栄に貢献した事になるのでしょうか。

今でも、このくっつき虫を見かけると、無性に友達の背中に投げてしまいたくなるような、昔ながらのいたずら心をくすぐられてしまいます。

もう、いい大人なので、そんないたずら心を内にしまえるよう、忍耐の心を養わなくては。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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