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献血

2009.05.13(21:41) 297

先日、ふと思い立って献血を受けに行ってきました。
献血

正直な所、僕は鍼灸師という職業に反して、注射は大の苦手なんです。

そんなことを言うと、周りの人に笑われてしまいますが、実際、鍼治療で使う鍼と注射針は太さが全然違いますし、鍼治療のはりは全く痛くありませんので。

ただ、世間が鍼治療に抱くイメージはきっと、僕がこの注射を怖がる心理に近いのだろうなあと思います。
受けた後だから言えるのですが、献血の際の注射も瞬間的にチクッと感じるだけで、そんなに騒ぐほどのものではありません。
人間、「鍼・針を身体に刺す」のは怖いとか痛いと言うイメージがあって、ちょっとした事でも大げさに構えてしまうのかも知れませんね。
最初にお話したように、鍼治療を行ったり、常日頃から受けている僕からすると、鍼に対する痛いなんてイメージは微塵もありません。
しかし、知らない人からすると鍼治療に対して恐れを抱いている方はまだまだたくさんお見えのようです。

そして不思議と、この「鍼は痛い」と言うイメージを強く抱いている方って男性が多いんですよね。
来院される方を見ても、まず奥様が来院された後に、嫌がる旦那さんを「全然痛くないから」と説き伏せて、渋々治療にいらしたなんて事は日常良く見かける光景です。
もちろんその逆もありますが、今のところ僕が感じた比率としては断然前者のパターンの方が多いようです。

冒頭にお話ししたように、痛いのは苦手な僕ですので、採血の間、表面的には平静を装っていたつもりだったのですが、全身に脂汗をじっとりかいてしまい、担当の看護師さんにも「随分と緊張されていたようですね。」と笑われてしまいました。

あの針を刺す前に、「ちょっとチクッとするだけですからね。」とか「痛いのは少しだけですよ。」なんて言葉をかけられると必要以上に身構えてしまうんですよね~。

鍼治療の際でも、小さなお子さんを治療する場合に、まずは安心させようと、「全然痛くないから大丈夫だよ」なんて言ってしまうと、却って逆効果になります。
さっきのイメージの話ではありませんが、特に子供は前後の文脈など関係なく「痛い」という単語に敏感に反応してしまいます。
特に鍼治療が初めてで、自分の全く見知らぬ場所で、見知らぬ人を前にしたお子さんは、かなり過敏な状態になっていますので、僕や親御さんのちょっとした言葉で、もういつでも恐怖のスイッチが入ってしまうんですよね。

そんな時は、「痛い」とか「はり」なんて事は一切言わずに、「シュッポンしましょうね。」とか「コチョコチョしちゃうぞ~。」と言いながら、出来るだけ負のイメージを抱かせないよう心懸けています。

丁度献血を受ける僕も、小さな子供達とあんまり変わらないのだなあ、なんて事を感じておりました。

でも最近は献血を受けると、飲み物やお菓子などが飲み放題食べ放題だったり、施設内でゆっくりとくつろげるように心配りされていたりと、いたく感心しました。

皆さんも是非、その献血ルームの充実ぶりを体感下さい。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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