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ツボのお話し

2005.08.25(22:55) 3

最近は東洋医学への関心が高まり、健康雑誌などでも肩凝りに効くツボだとか、腰痛に効くツボとかの紹介がされています。

当然鍼灸を学ぶ為には、ツボ(経穴)に関する授業も受けなければなりません。
そして授業があるからにはテストもあるわけですが、実際のテストでは、箱の中に経穴の名前が書かれたカードが入っていて、その中からアットランダムに5枚取り出して、そのツボの部分にシールを貼るという様なものでした。
運が良ければ5枚とも馴染みの深い、所謂ポピュラーなツボが当たりますし、運が悪ければ実際にほとんど使うことがない様なマイナーなツボを引いてしまうこともあります。
テストに臨む多くの人達は、ただひたすら簡単なツボが当たりますようにと祈るばかりです。

当時は、そのツボの名称を丸暗記するばかりでしたが、しかし一つ一つのツボの名称にはそれぞれ由来があって、ちゃんと意味があるものなんです。
そういったことが分かってくると、非常に一つ一つのツボにも愛着が湧いてくるものです。
その由来の中で一番多いと思われるのが、ツボのある場所がそのまま名称になっているもの。
例えば足三里という有名なツボがありますが、これは膝から足関節までの距離を一尺と仮定して、膝から下に向かって三寸に当たるところ、つまり「10等分した内の上から3分目の所にありますよ」と言うことを示しています。
そして足三里の「里」は集まる等の意味があり、丁度膝から3/10の所で、気の集まりやすいところと言うことになるわけです。

他にもある病気に対してそれを治す時に使うことから由来するものや、気の生理的な反応がその場所に顕現するところから付けられた名称、掘り下げていくとツボも非常に奥深くて、先人達の深い洞察力にただただ感嘆するばかりです。
しばらくの間、そういった面白いツボの由来をいくつか紹介していきたいと思います。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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