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2009.06.15(22:43) 304

先日、来院された方に石を頂きました。
ローズクォーツ  ローズクォーツ

このピンク色の可愛い石は“ローズクォーツ”と言って、別名“薔薇水晶“とも呼ばれるそうです。
沢山あるローズクォーツの中からお好きな物を選んでいいという事でしたので、図々しくもピンク色が映えるであろうハートの形に似た石を選ばせて頂きました。
まったく僕には似ても似つかぬイメージの石で、恐縮です・・・・・。

鉱石には全然疎い僕ですが、話によるとこういった石を買い求める方は、老若男女幅広い年齢層にいらっしゃるそうで、販売会場には小学生位のお子さんもお見えになっているとか。
確かに他にも石を見させて頂きましたが、一概に石と言っても様々な色形、また一つ一つの石に独特の表情があったり、同じ石でも見る角度や見方を変えるとまた新しい一面に気づく事があったりと、眺めていても飽きる事がありません。
あっという間に石の魅力に引き込まれてしまいました。

石の字源は、厂+口で出来ていますが、この厂は崖を表し、そのがけの下にゴロゴロと集まっている塊(○→口)と言う事からきていますが、別の解釈では口の部分にさい(さい)の字を当てはめ、この字は神事に用いるお祈りの言葉を収める器を象徴であり、信仰の対象として石が尊ばれていたからだと考える向きもあります。

確かに、現代でもパワーストーンといった言葉に表されるように、石には不思議な力があり、石を持つ事によって幸福や不幸がもたらされると言われています。
もっとくだけた所では、健康グッズとして石を身に付けたり、飲み水に浸ける事である種のパワーを得ようという試みは珍しい事ではありません。

石と人間の関係はそれこそ、人類誕生からの間柄であり、人が初めて道具として用いたのもこの石であるとされています。
そして石が生活の基盤となっていた石器時代には、身の回りにあった石を熱して患部を温めたり、尖った形状の石で、痛いところを刺したり、皮膚を切って毒を搾り取ったり、膿を出すなど、医療器具としても用いられていました。
特に身体に刺す目的で作られた石は、後に砭石(へんせき)と呼ばれ、今の鍼の原形となりました。
いわば、我々鍼灸師にとって石は御先祖様のようなもの。
また石にはそれぞれに神様が宿るとも言われています。

たかが路傍の石とて侮るなかれですね。

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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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