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風が強く吹いている

2009.11.11(21:59) 348

秋も深まり、冬の足音が近づいていくるこの季節は、毎週のように大きなマラソン大会や駅伝が開催されているように感じます。
学生時代、陸上部に所属し長距離を専門としていたせいか、人の走る姿を見るだけでも、なにかこう走りたくてウズウズしてしまいます。

そんな僕が先日、風が強く吹いているという映画を見に行きました。
長距離を走る人なら、一度は憧れる箱根駅伝をテーマにした映画で、三浦しをん著作の『風が強く吹いている』を実写映画化したものです。
風が強く吹いている風が強く吹いている
(2006/09/21)
三浦 しをん

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昔からドラマや映画の劇中で走る姿が映し出されると、僕の悪い癖で、ついそのランニングフォームをチェックしてしまいます。
特に箱根駅伝をテーマにした映画なので、ストーリーにリアリティを求める上でも出演者達の走り方がとても気になる所です。
でも出演者の方々もかなり本格的に役作りをしていて、走る姿などはまさしく箱根を目指す学生ランナーとしても堂々と見られるものであったような気がします。

高校・大学を通じて、早いなあと思う人はまるでそこだけ重力のかかり方が違うみたいで、並んで走っていると体感時間がぶっ飛ぶような感覚に陥ってしまいます。
走ることは人間の基本的な動作ではありますが、その単純な動きをただひたすら速く走る行為に集約していった時、その動きは無駄が無くなり、走る姿そのものが一つの芸術品であるかのように美しくなっていきます。
足が早い人のフォームは、見ているだけでうっとりしてしまいます。

現代の世にあっては、人の足より速い乗り物なんて言うのはいくらでもあります。
でも、自らの足が大地を蹴り上げ、肺が押しつぶされそうになりながら得られたスピード感によって、苦しいながらも、己が生み出す推進力を感じ恍惚となることがあります。

走るのが中毒になる人って、きっとそんな感覚が堪らなくなってしまうんじゃないでしょうか。

映画の上映2時間半、走るシーンが多いのですが、走るのが好きな人も、そうでない人も、観賞後は走ることに魅せられて明日からちょっと走ってみようかなと感じるかも知れませんね。
(翌日、僕も映画に触発されて、早朝の日の出の中を走りに行ってしまいました。)
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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