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千一夜とアレルギー

2010.06.08(00:23) 358

僕がまだ小さい頃、横浜の伊勢佐木町界隈には沢山の映画館があって、今でも映画と言えば伊勢佐木町なんてイメージが残っています。
いつも映画を見終わった後、馬車道の石畳の道を歩く道すがら、立ち寄ったレストランでおやつとして頼んだパフェが幸せな気持ちにさらに花を添えてくれたものです。
そんな訳で、今でも馬車道を歩く時は、当時のワクワクの気持ちがこみ上げてきて、気がつくとスキップをして歩きたくなるのです。(さすがに30過ぎた男のスキップは、見苦しいものでありますが・・・・)
当時観た映画でも、一番印象に残っているのが、「アラジンと魔法のランプ」で、アラビアンナイトの醸し出す映像美に心奪われ、映画を見終わった後も、ある種、異国情緒漂う馬車道の石畳の道が,そんなアラビア世界の余韻にドップリと浸らせてくれました。

最近までアラジンと言うのは、名前の感じといい、物語の舞台背景といい、中東の話だと疑う余地もなかったのですが、実はアラジンと魔法のランプの話自体が中国を舞台としたお話で、主人公のアラジンも中国人の少年だったと言う事を知りました。
つまり、イスラム圏からみたオリエント、古の中東世界において、シルクロードの最果ての地、つまりはファンタジーの対象としての存在であった中国に思いを馳せた物語だったのです。
そう思うと、またアラジンと魔法のランプと言うお話がまた違った印象になりますね。

さて、このアラジンですが、最近別の分野で脚光を浴びています。


アレルギー、元で絶つ ヒスタミン止める分子発見 筑波大

2010年6月7日 提供:毎日新聞社

アレルギー:元で絶つ ヒスタミン止める分子発見--筑波大

 ぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などアレルギー症状を抑える分子を、渋谷彰・筑波大教授(免疫学)らが発見した。この分子の働きを強めることができれば、さまざまなアレルギーに共通する薬の開発につながる可能性がある。6日付の米科学誌ネイチャー・イムノロジー電子版に発表した。

 アレルギーは、花粉や食べ物などに含まれる特定の物質「抗原」が体内に侵入し、肥満細胞が反応、炎症を起こすヒスタミンなどの化学物質が過剰に放出されて起きる。これらの化学物質の働きを抑える薬はあるが、完全に抑えるのは難しい。

 そこで、研究チームは化学物質を出させない方法を探った。その結果、肥満細胞の表面にある特定の分子を刺激すると、化学物質の量が、刺激なしに比べて半分程度に減ることを突き止めた。また、この分子を持たないマウスを作ると、通常のマウスより激しいアレルギー反応が起きた。

 この分子は花粉など抗原の種類に関係なく、アレルギー反応を抑えることも分かり、研究チームは「アラジン1」と命名。人にもアラジン1が存在することを確認した。

 日本では国民の3割が何らかのアレルギーを持つと言われる。渋谷教授は「アラジン1の働きを高めることによって、アレルギーを効果的に抑制できる」と話す。【高木昭午】



千一夜は、王様の横暴な振る舞いを見かねた女性が、王様の行いを正す為に夜な夜な物語を語り、千夜を費やして、ついには王様を改心させたのだそうです。
その時に、物語の一つに数えられるのが『アラジンと魔法のランプ』であったとされますが、果たして、こちらのアラジンも我々のアレルギーの体質を正してくれる救世主となるのでしょうか。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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