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峠の釜飯

2005.12.12(17:43) 42

日曜日に日帰りで長野まで行ってきました。
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四方の山並みはもう真っ白で、山頂部は雪雲が立ちこめ、見るからに寒そうです。

この日は関東も寒かったようですが、あちらはもっともっと寒かったです。
いつも田舎に帰る時には大体予想はしてはいるのですが、実際に寒風に当たってしまうと頭で考えていたよりも寒さを感じてしまいます。
本格的な雪ではなかったのですが、時折ちらつく雪がしっかりと結晶の形を残していて、何か横浜とは性質の違う寒さというものを感じてしまいます。
雪の結晶

子供の頃は、こんな雪を見ると嬉しくて小躍りでもするところですが、今となってはコートの襟足を立てて寒い寒いと震えているだけです。

でも不思議と、あちらで生活されている方は、手袋無しで自転車を運転していたり、厚手のセーターだけだったりして、マフラーにコートに手袋にと完全防寒で着ぶくれしている僕が街の中で妙に浮いていました。

いきなり東洋医学の話になるのですが、人間の体の部分で唯一、顔だけは衣服などで覆われなくても寒さをしのげるのは、顔の部分には主に陽気が中心となってめぐる経絡(けいらく)が多く分布していて、それら陽気に覆われているおかげで多少の寒さや風にあたろうとしのげることが出来るのだというふうに考えられています。寒い地域で住まわれる方の頬に赤味が強いのも、そういった寒冷地故に、余計顔面部に陽気をめぐらす必要がある為、その結果、陽気が顔面部に多く集まっていると言う証として頬が赤くなっているものと考えられます。
環境によって、人間の体というのはちゃんと適応できるようになっているのですね。
逆に体の調子が悪くなり、そういった陽気が上手いことめぐらなくなってしまうと、ちょっとした風や冷えにあたっただけで、時として三叉神経痛であるとか麻痺等といった顔面部に関するトラブルを起こしてしまうことも少なくありません。
もしくは身体の上部に常に熱がこもってしまっている状態、例えばのぼせであるとか、ある種の頭痛や高血圧などでも、頬の周りに熱っぽさを感じたり顔全体が赤みを帯びてしまうこともあります。
このように、東洋医学は寒熱の過不足やバランスの乱れを把握し、しかるべき状態に戻るよう調節していくと言う考えに基づいて治療をおこなっています。

僕もこの寒さにあたって大分陽気を消耗してしまったかも知れないので、帰りには知る人ぞ知る峠の釜飯を買って帰りました。
峠の釜飯


まだ新幹線が通っていない頃は、横川という駅でこの峠の釜飯の売り子の方達が、並んで電車を見送るという姿が印象的でした。
昔は上野駅から長野まで相当時間がかかり、父親などは道中お酒を飲んでいて、到着する頃には、すでに出来上がってしまっていたのを思い出します。
また途中で10分くらい停車時間があったりして、その間駅ソバを食べに行ったり、飲み物やこの峠の釜飯を買いに行ったりと田舎に行くというとちょっとした旅行気分が味わえてワクワクしたものです。
今は、あっという間に到着してしまって、とっても便利である反面、昔のゆっくり、のんびりした旅の風情のようなものがなくて少し寂しい気もします。
この釜飯も結局電車の中では食べないで、家で食べることにしました。
ちなみに、僕は貧乏性なので、食べ終わった後の器は何となく捨てるのがもったいなくてとっておいたりするのですが、なかなか使い道もなくて困ってしまいます。
植木鉢変わりに使っていると言うふうに聞いたことがありますが、これを購入されたことのある方はいつもどんな風に扱っているのでしょう?
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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コメント
あ!ブログ配置が変わってる!
でも、ちょっと字がちっちゃくてみにくい><
【2005/12/13 16:54】 | 通りすがり #- | [edit]
通りすがりさん
こんにちは。
恵樹堂のブログをご覧頂き有り難うございます。
仰るとおり、字が小さくて読みづらかったので、早速文字を大きくしてみました。
文字を大きくする方法が良く分からなくて、悪戦苦闘してしまいました。
おかげで少しブログの構造がわかった気がします。(まだ、怪しいですが・・・)
これからも、是非遊びに来て下さいね。
【2005/12/14 11:27】 | 青峰 #- | [edit]
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