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体内時計

2005.12.20(23:43) 44

腹時計が鳴ったなんて言うと、ご飯時を知らせる合図としてグルグル~なんてお腹が鳴った時のことを言います。
学生時代に授業中、皆が集中して静まりかえっている中でこの腹時計が鳴ってしまいとても恥ずかしい思いをしたこともあります。
腹時計の話は極端ですが、人間には誰しも地球の自転によって生み出される昼夜のリズムに合わせて、自らの中にも音頭を取る仕組みがあると言われていて、それを“体内時計”、もう少し難しい言葉で“サーガディアンリズム”と呼ばれています。

では、地球上での一日は24時間であるというのは周知の事実だと思います。
地球上に生きる我々も、その地球の公転に合わせて自ら持つ体内時計も24時間周期で生活していますが、本来、人のもつ一日の単位は25時間であると言われています。

その昔、フランスの探検家でシフレという人が長期間洞窟にこもって、昼も夜も感じない環境で生活した時の一日の行動時間を観察したところ、概ね25時間で起きたり、寝たりすることが体現されたそうです。

つまり、人間は自ら持つ体内時計によってこの一時間のズレを調節していることになるわけです。
そのズレをリセットするボタンの役割の一つに日の光があります。
この日の光を浴びることによって、体のずれた時間をまたゼロに戻して、新たな一日を迎えるという作業を毎日行っていくのです。
今この21世紀の中で生きる我々の周りには、夜でも光が溢れ、中には明るくないと眠れないということで、夜通し電気を付けた明るい中で眠る人もいます。
しかし、この闇と光のメリハリがない状態は少しづつ体内時計が狂ってきて、時間は充分寝ているはずなのにすっきりしないとか、目を覚まさないといけない時間に不意に睡魔に襲われてしまうなどと言う弊害を招くことがあります。
それは飛行機で遠い海外に行った時の時差ボケのような状態と考えるとわかりやすいかも知れません。

東洋医学の養生の基本に、陰陽の変化に調和する生活を送らなくてはならないとあり、これは暗に生活リズムが乱れることによって、体の不健康を招いてしまうのだと説いています。
小さい頃、親に早寝早起きをしなさいと口酸っぱく言われたものです。
兎角この早寝早起きというのは乱れやすいのですが、なぜだか腹時計の方は正確に時を刻んでいるような気がします。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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