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麋角解つる

2013.12.27(20:46) 442

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早いもので、今年最後のご挨拶となりました。
年内の治療院での施術も、今日で納めとなりました。
明日横浜での出張治療をもって、今年の仕事納めとなります。
一年、過ぎてみればあっという間でしたね。

さて、麋(さわしか)は、奈良の公園で見かける様な鹿ではなくて、トナカイの様な大きな鹿の事だそうです。
鹿の角は、この時期に落ちて、また春に生え始めます。
この辺りの山でもよく鹿を見かける事があります。
僕自身、京都での学生時代や長野に来てから、何度か野生の鹿に遭遇した事があります。
何の心の準備もなく、野生の鹿に出くわすと、なかなか恐ろしいものです。
向こうは向こうで、こちらの姿を認めると、様子を伺うような素振りで固まってしまい、お互いにらめっこ状態で、何とも気まずい空気が流れます。
奈良なんかで見かける鹿と違って、野生の鹿の後ろ足の筋肉のつき方と言ったら、まさにカモシカの様な足そのもの!
あの足で、角を振りかざして追いかけてきたら、とてもではありませんが、勝てる気がしません。
たいていの場合、鹿の方がこちらから背を向けて逃げ出してくれるのですが、その時程、鹿が獰猛な動物でなくて良かったと心から思います。

鹿と言えば、以前このブログでも、「難しい漢字」の所でもお話ししましたが、鹿を三つ重ねて「ソ」と読ませる漢字があります。
我々鍼灸師にとってみれば、これは非常に不名誉な漢字なんです。
何故なら、鹿は群れをなさずに、思い思いバラバラに行動する様を例えて、粗い、粗雑、未熟と言う意味になるからです。
鍼の教典では要所要所に、鹿三匹の様な治療家を引き合いに出して、そんな治療家になっちゃいかんぞ!と諭している文言があります。

初心忘るれるべからず。
その教えに従って、これからも皆様の健康に寄与できるよう、尚一層の精進を重ねてまいります。

皆様も良いお年をお迎え下さい。


長野県東御市
小児はり 逆子 安産
痛くないはり、あたたかいお灸
くるみ堂長岡はり灸院 

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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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