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3月の絵本

2014.03.07(16:49) 466

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毎月恒例、神保町での勉強会に行ったついでに絵本を購入しています。
本棚の絵本も大分充実してきた様に思います。
とは言っても、絵本を買いに本屋さんに行くと、行く度にいろいろな絵本に目移りしてしまい、その都度買いたい絵本が増えてしまいます。
今月の絵本は、春に因んだという条件で探していた所、春らしく全面ピンクの装丁が目を引いた「はなさかじいさん」を購入してきました。
日本人であれば、誰でも知っているであろう「はなさかじいさん」。
自宅に絵本があった訳ではないのに、どこかで読んだ記憶だけは鮮明に覚えています。
この年になって読み返してみると、隣に住むと言う意地悪なおじいさんとおばあさんの所行のひどいこと!ひどいこと!
今なら確実にご近所トラブルになりそうな気がします。

鍼灸師として、「はなさかじいさん」を読んでみると、物語の随所に陰陽五行の発想がちりばめられている事に気がつきます。
物語の中心と言うべき存在の、犬は「シロ」という白い犬で、物語の中で、「ここ掘れワンワン。」と言った所の地面を掘り返すと、そこからは大判小判がザクザクと出てきます。
十二支に数えられる獣である犬は、五行の木火土金水の要素の金に配当される動物で、その五行に割り当てられた五色(青赤黄白黒)でいうと金は白色に配当されます。
さらに、その金の性質は、地面の中から生まれるという五行相生理論で考えると、地中(土)から大判小判の金が出てくるのはまさに相生の関係性を表すものです。
金の象徴である犬のシロが、土中から金を生み出すと言う所に、この物語の奥深さを感じます。

そのシロが亡くなり、そのシロを埋めた所から生えた松を臼にして、その臼が燃えて灰になる過程なども、金→木→土の相剋の順番となっているのも、なかなか示唆に富んでいます。
何の脈絡も無いような話だと思っていたのが、陰陽五行論で展開してみると、かなり計算された構成が伺い知れます。
たまに小さい頃に読んでいた昔話を紐解いてみると、いろいろな発見があって面白いものですね。

蛇足ですが、自宅の周りは大分雪も溶け、ようやく地面が見える様になりました。
あともう少しすると、雑草が生えたり、草木を植えたりと、またいつもの庭仕事が始まります。
いままで、掘っても掘っても出てくる大きな石には辟易としましたが、どこからか大判小判でも出てくると地面を掘り返す労力もまったく苦にならないのですが・・・


長野県東御市
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痛くないはり、あたたかいお灸
くるみ堂長岡はり灸院 


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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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