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ツボの由来~風邪は万病の元~

2005.08.27(15:53) 5

ツボの名前に意外に多いのが風のつくツボです。
ザッと挙げてみますと風池(ふうち)、風府(ふうふ)、風門(ふうもん)、風市(ふうし)、秉風(へいふう)と言ったツボがあります。
東洋医学では、ある種の病はこの風というものによってもたらされると考えています。
今に生きる我々も、日常の生活の中で何の気無しに“風邪に罹った”だとか“中風で倒れた”と言う様なことを口にすると思います。
“風邪”と言う単語を分解すると、風と邪と言う言葉が合わさって出来ています。
本来であれば風というのは人間にとって悪いものではありません。
むしろ四季の変化をもたらしたり、生命に成長と変化をもたらす気であります。
しかし、我々の身体が弱っていたり、異常気象等で本来の季節と異なる様な気候であった場合、この風が我々の生きる力を邪魔する“邪”となるのです。
例えば、世間に風邪が流行っていたとして、同じ空間にいるのにカゼなる人、ならない人があります。
この違いは、普段不摂生をしていて、少しづつ生命力を弱めていった結果として、元気な時にはただの風として感じているものが、ある時に邪に変わっていき、いわゆるカゼという症状を引き起こすことになるのです。
あまつさえ、世界的にインフルエンザが猛威を振るっていても、その人の免疫力がしっかりしていれば、そういったウィルスだって寄せ付けない様になるのです。

また風というのは、冷えや湿気、暑さ、乾燥などを伴っていることが多く、非常に多種多様な形で病気を引き起こす原因となります。
そのことからも“風邪は万病の元”を言われる所以が納得いくかと思います。

そして冒頭に挙げたツボを見れば、先人達が風邪によって調子を崩した時の身体の変化を観察し、さらにどうすればそれを治癒せしめるかと頭を悩ましていたかというのが、これらのツボの多さからも見て取れますね。
しかし、一番大切なのは、普段から健康に気を遣い、ただの風を風邪(ふうじゃ)にしない様な心がけが必要なのでしょうね。
暴飲暴食、夜更かしなどはなるべく控えて、心安らかに日々の生活を営む様にしましょう。

自省の意味も込めて・・・・。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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コメント
お疲れ様です。仕事のある日の場合、一日の中で安らげるのが晩御飯&晩酌のひと時、ついつい暴飲暴食&夜更かし、たまにやってしまいますね~。いつも翌朝になって自省するのですが(’~‘)。
【2005/08/27 19:59】 | 高木 秀樹 #Nztm4F1w | [edit]
僕も「悪魔の水~!」なんて思いながら、ついつい誘惑に流されてしまいます。
今度、誘惑に負けないと言う意志の結束を図る為に、飲みに行きましょう!
いつもそう言って深みにはまっていきます、グダグダグダ・・・・。
【2005/08/28 08:41】 | 青峰 #- | [edit]
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