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飯山へ清水探訪

2015.06.02(17:07) 539

カレンダーが1枚めくれて、今年もはや折り返しの6月になってしまいましたね。
6月ともなれば、いよいよジメジメとした梅雨がやってくる訳で、5月最後の爽やかな日曜日を利用して、飯山方面にドライブに出掛けました。
普段から、いつも手持ちの地図帳を開いては、次はここへ行こうとか、この辺は面白そうなものがありそうだな、なんて目星を付けて楽しんでいます。
今回ドライブに飯山方面を選んだのは、その地図によると飯山一帯に清水の湧く名所地がいくつも点在していて、最近購入したコーヒー豆を、汲んで来た清水で淹れて飲んでみたい!と言う衝動に駆られたからです。

高速は使わずに、国道406号線(大笹街道)で菅平〜須坂を回り、国道403号線(谷街道)で小布施を経由して、国道292号線(飯山街道)から飯山市に入ります。
この辺りはあちこちにスキー場もあり、道沿いの家の構造を見ると、冬にはものすごく雪が積もる場所なんだなあ、というのが伝わってきます。
最初に目指す腹薬の清水は、さらに県道409号線に入り、顔戸の交差点から県道412号線すぐの所にありました。
とは言え、道が狭くて、途中に案内標識なども無かったので、同じ道を行ったり来たり。
右往左往した挙げ句、地元の方にお尋ねしてようやく辿り着きました。
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こんもりと生い茂った緑の木々の中から滾々と湧き出る清水。
夏場でも水温は9度に保たれていると言うだけあって、冷たい水で喉を潤せば、一気に疲れも吹き飛びそうです。
由来によると、峠を旅した人が腹痛に襲われた時、この水を口にしてその症状を癒したことから「腹薬の清水」と呼ばれるようになったそうです。
今まで色々と湧き水を巡ってきましたが、「服薬の清水」はその水といい、周りのロケーションといい、僕の中では、一番のお気に入りの清水になりました。
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腹薬の清水に行く途中から見下ろした里の景色。

腹薬の清水を後にして、そのまま県道412号線で平丸峠を越えると、そこは新潟県上越市。
次に目指す清水は、「木曽清水」と呼ばれる清水です。
ブナの原生林が自生する山間に湧き出る清水は、彼の木曾義仲が平家討伐の進軍中の折に、この水で喉を潤したという逸話があり、今なお名水として評判が高いのだそうです。
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巨木の根本から湧き出しているようにも見える清水は、それだけで何だか霊験新たかなものに感じてしまいます。
木曾義仲が口にしたとも言われる水を、今に生きる僕も口にしているんだと思うと、歴史のロマンを感じずにはいられません!

県道412号線をそのまま進むと、再び国道292号線に合流します。
飯山方面に戻ると、その途中に「白岩清水」があります。
この辺りの岩壁が白くて、その白い岩の裂け目から湧き出ているのがその名前の由来だそうですが、この水を飲むと美人、長者の効があるとも言われているそうです。
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もうすでに3杯目になりますが、白岩清水も美味しく頂きました。
面白い事に、どの清水もそれぞれ味の違いがあって、贅沢な味比べを体感してきました。
遠方までドライブに来た甲斐がありました。

清水巡りの〆は、郷土料理の笹寿司とお蕎麦で腹鼓。
お水が美味しいせいか、お蕎麦も絶品でした。
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後日、汲んで来た清水で念願のコーヒーを淹れて、仕事の合間に楽しんでおります。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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