昨日は「皮膚の日」でしたが、今日は1(い)、1(い)、1(ひ)、3(ざ)の語呂で、「いい膝の日」になるそうです。
普段、膝を意識するなんて事はありませんが、ひとたび膝を痛めて、膝の動きが妨げられると、思う以上に身体が不便に感じるものです。
元々、膝は体幹を支え、歩いたり、走る時には、体重の負荷を吸収、分散する役割があります。
運動時、歩いていると体重の約1.5~2倍、走る時には5倍以上の力が膝に働くと言われています。
つまり膝がなければ、こうした負担がすべて腰や足に直接かかる事になる訳です。
そうなると膝を痛めれば、膝だけでなくその影響は全身に及ぶという事になります。
膝の痛みが長期に及ばない内に、早めの治療で膝の痛みを軽くする事は、腰痛や肩凝りの予防にもつながります。
日頃から膝をいたわる事は、とても大切です。
ちなみに、今日は「いい膝の日」だけでなく、「漆の日」でもあるそうです。
奇しくも、膝も漆も、右のつくりの「桼(しつ)」が同じです。
「桼」は、漆の木の幹を切って、漆液が流れる様を現しています。
「漆」は、その漆液、そのものという事になります。
「膝」は、漆の木から漆を採取する節くれだった幹の状態と、膝の形状が似ている所から派生しています。
膝を痛めると、場合によって膝の中に水が溜まって、腫れる事もあります。
現代医学でも腫れて水の溜まった膝関節から、直接水を抜き出す処置が行われる事があります。
大昔の中国のはり治療の中でも、同様に、関節に溜まった水を太い鍼を刺して抜き取ると言う処置があったようです。
黄帝内経霊枢の官鍼篇第七の中で、
『病水腫不能通関節者、取以大鍼。』
関節に水が溜まって腫れる病には、大鍼を用いる。
大昔の人にも、現代の人と変わらないように関節に水が溜まって苦しんでいたんですね。
出来れば、人間の膝は、漆を取り出すように、中の水を取り出さないといけない!なんて言う状態にならないに越した事はありませんね。
くるみ堂長岡はり灸院
長野県東御市滋野乙2320−1
0268−63−7280
普段、膝を意識するなんて事はありませんが、ひとたび膝を痛めて、膝の動きが妨げられると、思う以上に身体が不便に感じるものです。
元々、膝は体幹を支え、歩いたり、走る時には、体重の負荷を吸収、分散する役割があります。
運動時、歩いていると体重の約1.5~2倍、走る時には5倍以上の力が膝に働くと言われています。
つまり膝がなければ、こうした負担がすべて腰や足に直接かかる事になる訳です。
そうなると膝を痛めれば、膝だけでなくその影響は全身に及ぶという事になります。
膝の痛みが長期に及ばない内に、早めの治療で膝の痛みを軽くする事は、腰痛や肩凝りの予防にもつながります。
日頃から膝をいたわる事は、とても大切です。
ちなみに、今日は「いい膝の日」だけでなく、「漆の日」でもあるそうです。
奇しくも、膝も漆も、右のつくりの「桼(しつ)」が同じです。
「桼」は、漆の木の幹を切って、漆液が流れる様を現しています。
「漆」は、その漆液、そのものという事になります。
「膝」は、漆の木から漆を採取する節くれだった幹の状態と、膝の形状が似ている所から派生しています。
膝を痛めると、場合によって膝の中に水が溜まって、腫れる事もあります。
現代医学でも腫れて水の溜まった膝関節から、直接水を抜き出す処置が行われる事があります。
大昔の中国のはり治療の中でも、同様に、関節に溜まった水を太い鍼を刺して抜き取ると言う処置があったようです。
黄帝内経霊枢の官鍼篇第七の中で、
『病水腫不能通関節者、取以大鍼。』
関節に水が溜まって腫れる病には、大鍼を用いる。
大昔の人にも、現代の人と変わらないように関節に水が溜まって苦しんでいたんですね。
出来れば、人間の膝は、漆を取り出すように、中の水を取り出さないといけない!なんて言う状態にならないに越した事はありませんね。
くるみ堂長岡はり灸院
長野県東御市滋野乙2320−1
0268−63−7280
スポンサーサイト