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日本人宇宙飛行記念日

2015.12.02(21:38) 562

1990年の12月2日、日本人として初めて秋山豊寛さんが、ソ連の宇宙船ソユーズTM11号に乗って、宇宙飛行に成功した日になります。
その日を記念して、今日12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」になるそうです。
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当時、このニュースは連日メディアに大々的に取り上げられ、今ひとつ「宇宙」と言われても、どこか他人事に感じていたものが、急に身近になった記憶があります。
現在は何と言っても、長野県川上村出身の油井亀美也飛行士が、国際宇宙ステーションに長期滞在し、様々な実験や宇宙空間での作業に従事しておられます。
その模様は、JAXAのホームページ内にある油井飛行士の活動状況で頻繁に更新されており、宇宙空間での出来事を臨場感を持って触れる事が出来ます。
日頃、仕事の合間に油井飛行士の活動状況を拝見しながら、自分でも宇宙空間を夢想するのが楽しみになっています。
実は、こう見えて案外ロマンチックな所があったりするんです。

さて、そんな油井飛行士の活動記録を拝見していると、宇宙空間の過酷さが時折垣間見えたりします。

まず、無重力空間においては身体の体液が上昇しやすい為、目等の微細な血管に圧迫を起こす可能性があるのだそうです。
そして、宇宙飛行士の多くで頭痛を発症しやすいとの事。

我々は、重力下で馴染んでいる生理機能だけに、その重力が失われた時には、様々な負担が身体にのしかかってくるのでしょうね。人間が地球の環境下を飛び越えて、宇宙空間を旅するなんて、東洋医学の祖と呼ばれる黄帝様にも、よもや想像もつかなかったに違いありません。

しかし東洋医学の教科書とも言える「黄帝内経(こうていだいけい)」を紐解いてみると、こうした重力の影響下を受けながら、円滑に体内循環がなされている仕組みを健康と考え、それが乱れた時に病気だという認識が当時から芽生えていました。
その点、東洋医学では「気血」という独特の概念で、人間の生理機能を定義しています。
気血は本来、身体のツボの流れに従って、日夜規則正しくめぐっているのを正常としています。
その働きがある切っ掛けで乱れ、気血が上逆した状態を「厥(けつ)」と呼んでいます。
「黄帝内経厥病篇第二十四」の中において、こうした厥の状態となった際の症状が詳しく記載されています。
その主だった症状には、頭痛をはじめ、胸(心臓)の痛みや詰り感、手足の冷え、顔面部の腫脹、眩暈感など、無重力空間にいる宇宙飛行士達が訴える様な症状と非常に似通った病状が挙げられています。

将来的に、宇宙空間で生じた身体トラブルに対して、鍼灸治療を施してみるなんて言う研究も面白いのでは!と、想像を働かせています。

くるみ堂長岡はり灸院
389−0512
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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