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囲碁の日

2016.01.05(22:39) 584

今日は1(い)と5(ご)の語呂合わせで、『囲碁の日』になるそうです。
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囲碁の始まりは4000年前まで遡ると言われています。
囲碁の起源は、易(占い)が基になっていると考えられているそうです。
碁盤は宇宙を表し、碁盤の目を構成する縦横の線は19本で、その交点の数は361となり、おおよそ一年の日数に相当しています。
外周の72路は、月齢の七十二候となり、碁盤に置く碁石が白黒で陰陽を示しています。
本来の囲碁は、今の様な遊びの側面よりも、この世界観を碁盤で表現して、物事の吉凶を占いや暦を司る大事なツールとして用いられていたようです。

囲碁に因んだ話と言えば、新年最初に読んだ本が、患者さんに勧められた冲方丁さんの「天地明察」という小説でした。
この小説のあらすじが、江戸時代に日本固有の暦の作成に至った大偉業を題材にしています。
その実在した主人公の渋川春海は、もともとが幕府お抱えの囲碁棋士であり、後に天文暦学者となった方でもあります。
劇中、暦作成にあたって、この囲碁の世界観が物語の重要な鍵となり、物語を読み進めていくうちに、囲碁の魅力に改めて引き込まれていきました。

また「天地明察」の中では、囲碁や暦の他に、当時の算術にまつわる話も絡んできて、そこで江戸時代の天才算術家と評された関孝和もこの小説に登場してきます。
丁度、この東御市には、その関孝和の流れを受けた関五太夫と言う人が、この一帯に和算を広めたそうで、その名残が東御市祢津にある大日堂に見る事が出来ます。
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時折、朝のジョギングコースに立寄るこの大日堂には、算額と言って、当時の和算家達が己の作った問題や解答を絵馬に書き写して神社仏閣に奉納したものが残されています。
小説に出てきた偉人が、ひょんな所で地元の史跡にも縁があると言う事で、一気に「天地明察」の物語に臨場感が出てきて、更に物語にのめり込むようになりました。
当時の教育レベルの高さ、そして、その時代の人々の向学心や探究心の深さの一端を垣間見た気がして、自分ものんべんだらりと過ごしていられないと、ご先祖様達にお尻を叩かれた気分になりました。

くるみ堂長岡はり灸院
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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