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オーケストラの日

2016.03.31(23:13) 636

今日、3月31日は3(み)、3(み)に1(よい)の語呂で、「耳にいい」となり、そこから『オーケストラの日』となるそうです。

オーケストラと言うと、「船に乗れ!/藤谷治著」という小説が、鮮烈な印象を持って思い出されます。
作中、登場人物達が演奏していた楽曲がどんな曲なんだろうと興味を持った事が、僕にとってオーケストラを身近に感じるようになった切っ掛けでした。

小説は音楽を志す高校生を題材にした青春物語と言った内容ですが、ホロ苦と言うより、もっと心を掻きむしられる、若かりし頃の傷口に塩を塗りこまれている様な、そんな身につまされる物語でした。
読書中、途中何度ももんどりうちながら読んだ覚えがあります。
それでも最後まで読み進めると、何か憑き物が落ちた様な、爽やかな読後感もあって、僕の書棚の一軍に並ぶ一冊となっています。
きっと読まれる年齢によって、色々な感じ方があるかと思います。
今の僕の年で読めば、主人公の姿に、当時10、20代の頃の浅はかだった自分の行いや言動を投影して、どっぷりと顧みてしまいます。
逆に10代の頃に、この小説に出逢っていれば、また当時の処し方も変わっていたかもしれないなあ、と思わせる位、この小説を読んで、感じたり、考える事が沢山ありました。

ちなみに、この小説の中で取り上げられている楽曲で、ヘンデルのパッサカリアという曲は、主人公達の行く末を思わせる様な曲調で、たまに耳にしようものなら、「船に乗れ!」の一幕が頭に浮かんできます。

クラシックを聴きながら、久しぶりにこの小説を読み返してみたくなりました。

くるみ堂長岡はり灸院
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