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世界保健デー

2016.04.07(22:01) 640

1948年の4月7日、世界保健機関 (World Health Organization: WHO) が設立された事を記念して、今日は『世界保健デー』になるそうです。
毎年この日には、世界に保健の普及と啓蒙を図る為に、WHOによってテーマが掲げられる事になっています。
2016年の今年は、「糖尿病」が取り上げられる事となり、世界中で「糖尿病に負けるな(Beat diabetes)」をスローガンに、様々な活動が進められて行くそうです。

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今や、世界各国で大きな問題となっている糖尿病。
厚生労働省の発表に夜と、我が国で糖尿病が強く疑われる人が950万人、糖尿病の可能性が否定できない人が1,100万人と推計され、合計2,050万人が糖尿病有病者になるとも言われています。

「糖尿病」と言う病名は、明治頃から使われるようになったそうでが、それまでは糖尿病の患者がいなかった、と言う訳ではなく、糖尿病にあたる症状として認識されていた病が、「消渇(しょうかつ)」と呼ばれるものでした。
この「消渇」は、口渇、多飲、多尿等の症状が診られた場合を指し、病の末期には痩せ衰えて栄養不良に陥るとされる事から、今の糖尿病の病状に当てはまります。
古くは、この消渇病の解説が、中国最古の医学書で、鍼灸治療の原典とされる「黄帝内経」の中の奇病論篇にも記載されています。
とは言え、消渇について論じられている奇病論と言う章は、他にもいくつかの症状が記載されていますのですが、どれも当時の巷で診られる様な一般的な病ではなく、題名にあるように「奇病」=「めずらしい病」という括りで紹介されています。

黄帝内経によると、糖尿病(消渇)を引き起こす原因として挙げられているのが、美食を過ごし、肥え太りがちな人が陥りやすい病とあります。
当時の食事情を考えれば、贅沢な暮らしをしていた一部の王侯貴族に限られていたので、一般庶民には稀な病と考えられていました。
それが今や、糖尿病は国民病に挙げられる位、珍しくない病になってしまうなんて、当時の医者にしてみれば、さぞ驚いたでしょうね。


くるみ堂長岡はり灸院
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