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月窓寺跡のしだれ桜

2016.04.21(22:45) 650

いよいよ桜を訪ね歩いてのジョギングも、山の方へと足を向ける事にしました。
山の傾斜地に位置していると、距離的にそれ程離れていなくとも、山の上と下では桜の開花が少しずつズレていく為、麓の方で散ってしまっていても、標高が高い所の桜はまだまだ満開だったりします。
その分、桜を長い事楽しめると言うのは、嬉しい限りです。

とは言え、、標高の高い所にある桜を見ると言う事は、そこに行くにはどうしても高い所に登らなくてはいけません。
今日は、東御市と小諸市の境に位置し、三方が峰の登山口もある「糠地(ぬかじ)」の集落へ行ってきました。

お馴染み浅間サンラインを小諸方面に向かって走り、「新家」の交差点を左に折れたら、そこから道なりにただひたすら登り続けます。
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登りはじめて、しばらくすると早速満開の桜とご対面する事が出来ました。
しかしこの時点で、もうすでに息はあがりきって、余裕など微塵もありません。
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自分では走っているつもりですが、きっと周りで見れば、ほとんど歩いていると思われても仕方ない様な重い足取りで、とにかく前に進んでいきます。
すると、いきなり一際ピンクの濃い一帯に遭遇します。
天池(あまいけ)と呼ばれる農業用水のため池のほとりに、見事な桜の木が植えられていました。
この天池は、冬場になると全面氷結して、ワカサギの穴釣りが楽しめるそうです。
まさかこんな近場で、ワカサギ釣りが出来るなんて思いもよりませんでした。
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天池を過ぎても尚、登り坂は続きます。
登り坂の途中にもあちこちで、満開の桜を目にする事でき、登りのきつさはあれど、この先に行けばどんな桜の木に会えるのかなあと言うワクワク感も同時に沸き起こります。
延々と登り坂を2、3キロ登ったでしょうか、前方にまた鮮やかなピンク色の視界が目に飛び込んできました!
前方のピンク目指して、一気に坂を駆け上がります。
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行き着いた先は、古くは糠地集落の入口を示す道祖神とそれに寄り添う立派な桜の木が待っていました。
いよいよ目的地までもうすぐです。
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あれだけ苦しめられた登り坂でしたが、とうとうこの地点を境に今度は緩やかな下り勾配へと変わっていきます。
ここに来るまでにかいた汗が、急に冷えてくるのを感じます。
空気も心なしかヒンヤリとしているのかも知れません。
糠地村は、学生が受験勉強や研修会などで利用できる様な宿泊施設が多く点在し、夏場には合宿で訪れる若い人も多いそうです。
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糠地村の入口の小高い丘の上に、目指すしだれ桜の古木があります。
今はもう廃寺となっていますが、元は「月窓寺」と言うお寺の境内に、村を見守るようにして、しだれ桜が静かに咲いていました。
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来る途中に見た桜の溢れんばかりの華やかさはないですが、長い歳月を経たからこそ滲み出る哀愁とか荘厳さといったものが、物言わぬ幹から伝わってくるようです。
僕が、こんな風に背中で男の哀愁を語れるようになるには、まだまだ精進が必要ですね。
来年もまた坂を上って、この桜の木にお会いしたいと思います。
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くるみ堂長岡はり灸院
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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