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百人一首の日

2016.05.27(22:52) 664

5月27日は『百人一首の日』とされています。
その由来は文暦2年(1235年)のこの日に、宇都宮入道頼綱が京都嵯峨野に建てた別荘の小倉山荘の襖装飾に、藤原定家が選んだ百首の色紙を貼った事にあると言われています。

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以前にもご紹介した事(さしもぐさ)がありましたが、職業柄、お灸を扱っているので、やはりもぐさの出てくる唄が百人一首の中では一番のお気に入りです。

第51番
藤原実方朝臣
(ふじわらのさねかたあそん)

かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを

「こんなにもあなたの事をお慕いしている気持ちを胸に秘めていると言うのに、あなたはご存じないのでしょうね。
その思いは、まるで良く燃えると言われる伊吹山のもぐさのようです。」

もぐさはヨモギから出来ていると言うのはご存知の方も多いかと思います。
ヨモギは大体、春から夏にかけて、刈り取ります。
刈り取ったヨモギは2−4日程自然乾燥して、茎を取り除いたら、湿気の少ない所に保存して、冬になったら本格的にもぐさを作る工程に入ります。
それと言うのも、冬場の方がより乾燥していてもぐさ作りには最適な環境となるからです。
保存されたヨモギは、木炭や薪の火で、5〜6時間火力乾燥を行います。
その作業によって、ヨモギの水分は5〜1%以下までに乾燥されます。
ガスによる火は水分を含む為、あまり乾燥には向いていないそうです。
乾燥させたヨモギは、更に裁断機によって細切れとなります。
細切れになったヨモギは、石臼によってさらに挽かれ、ふるいにかけられます。
最後に唐箕(とうみ)によって、風力を利用して、余計な夾雑物が取り除かれ、ようやく我々の手にあるもぐさになります。
これだけの手間隙をかけたもぐさだから、秘めた恋心に例えられる程、よく燃えるようになるんですね。



くるみ堂長岡はり灸院
389−0512
長野県東御市滋野乙2320−1
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