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世界献血者デー

2016.06.14(23:42) 671

今日はABO式血液型を発見した、生物学者カール・ラントシュタイナーの誕生日にあたり、それを記念して、6月14日は『世界献血者デー』になるそうです。
普段は人様に鍼を刺す身ではありますが、実は注射が大の苦手。
以前、献血に出向いた際は、血液を抜かれている間中、全身から冷や汗が吹き出て、最終的にベットから起き上がると、ベットのシーツに人形の汗染みを作って、看護師さんに笑われてしまいました。

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輸血という概念は、400年程前に芽生えたとされています。
それ以前は、むしろ瀉血(しゃけつ)といって、血を抜く治療が主流を為していました。
瀉血療法は、西洋、東洋問わず病の原因となるものとして、古い血や濁った悪い血がそれをもたらしていると言う発想から、直接そうした血を体外へ排出する事で、生体の治癒効果を期待する施術法になります。

中国医学の原典となっている「黄帝内経」の『血絡論篇 第三十九』の中にも、そうした瀉血治療を行う際の適応症や禁忌などが詳細に書き綴られていて、瀉血が広く一般的な治療法として実践されていた事が窺い知れます。
瀉血に使われていた、鍼は鋒鍼(ほうしん)と呼ばれる鋭利な針先をもった鍼で、皮膚面を開いて、溜まった血液が放出しやすいような構造となっていました。
時として、その鍼口から血が勢いよく吹き出る事もあったそうです。

現代ではこうした治療としての瀉血が行われる場面は稀となっていますが、献血も考えようによっては瀉血されている事になるのかも知れませんね。


くるみ堂長岡はり灸院
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