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真田の郷の桜

2017.04.28(17:04) 736

去年の冬、真田氏ゆかりの場所を巡った事がありました。
まだ雪が深かった真田の郷は、この辺りよりも更に冷え込んいてで、車を降りるとすぐに身体が冷えてしまうので、戻ってくる度、車内の暖房をガンガンにかけて、暖をとっていた覚えがあります。

その折に訪れた長谷寺(ちょうこくじ)の境内には、見事な桜の木があって、寺務所に御朱印を頂いた際、お寺の方から「桜が咲いた光景も見事なものですよ。春になったら是非お出かけください。」と、薦められた事もあり、この春には絶対に訪れてみたいと思っておりました。

この辺りの桜も大分終わりかけとなりましたが、あの冬の寒さを感じた真田の郷なら、まだ桜が見頃なのではと思い、朝のジョギングがてら長谷寺へ繰り出す事としました。

さすがに真田までは、朝の限られた時間を費やして走って行く訳にはいかないので、まずは車を30分程走らせて真田の郷へ。
最初の目的地でもある、山家神社にお詣りをしがてら、一旦そちらに車を停めさせてもらい、そのまま長谷寺へと走ることとしました。

山家神社は平安時代の⌈延喜式神名帳⌋にも記載されているという由緒ある神社だそうです。
古くからこの真田の地の守り神として祀られていて、やがて上田城の鬼門の方角にあたる事からも、鬼門除けの神様としても崇められていたそうです。

去年訪れた際は、意識する事がなかったのですが、山家神社の参道入口にも立派な桜がありました。
思った通り、丁度満開になっていました。
それにしても、朝早い時間に訪れた事もありましたが、開口一番「さ、寒い」と口にしてしまう程、自分の身体が冷気の層で包まれてしまったような、まだまだ春が芽生えたばかり、と言った空気感でした。
手がかじかんでしまい、手袋を着用してくれば良かったと後悔してしまう程でした。
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去年はこの石段が凍ってツルツルになっていたので、滑らないように慎重に登ったものです。
立派な木々に囲まれ、ドッシリと構えた重厚感がある社殿です。
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山家神社でお詣りを済ませた後は、いよいよ長谷寺へと向かいます。
山家神社から長谷寺までは1.2キロメートル程の距離ですが、標高780m地点から900mまで一気に駆け上がらなければなりません。
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かなり傾斜がきつくて、地面の位置がやけに目の前に迫ってくるように感じます。
そんな時に目に入ったマンホールの蓋。
さすが、「真田の郷」だけあって、真田十勇士のデザインとなっています。
これはなかなか郷土色があってユニーク!
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登り坂の途中、真田七つ石の一つ「旗見石」なるものがありました。
この石の上に登れば、真田の郷から上田方面まで一望できる事から、攻めてきた相手の旗印を見張る場所だったという謂れがあるそうです。
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確かに旗見石から、僕の近々訪れたい思っている山城探訪リスト第一位でもある戸石城の山並みよく見る事ができます。
武田信玄が村上義清を攻め立てたとき、この場所からも「武田菱」や「風林火山」の旗印が翻っている様を見る事ができたのかも知れませんね。
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長谷寺の由来は、真田幸隆が武田信虎に攻めたてられ、一旦この地を追われて上州(群馬)まで落ち延びる事となりました。
その際、幸隆の面倒を見てくれた長源寺の晃運和尚を開山として招き、この長谷寺を真田家の菩提寺としたそうです。
長谷寺には、その幸隆をはじめ、その正妻恭雲院、昌幸のお墓があります。
お寺には、大型バスが乗り入れられて、沢山の車も停めれる様な広い駐車場があり、訪れる人の多い事が伺えます。
坂を上りきり、お寺の正面に回ると、境内から見事な桜が覗いています。
聞く所によると、去年は随分と大雪に見舞われたようです。
去年訪れた折も、20センチ以上の積雪がありました。
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毎年、桜の開花に合わせて、長谷寺境内でお茶会が開かれるそうです。
桜の花を愛でながらのお茶会は風情があって、さぞ雅な事でしょうね!
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境内を奥の方へ進むと、真田幸隆、恭雲院、昌幸のお墓があります。
それぞれ中央が幸隆、右が昌幸、左が恭雲院だそうです。
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真田の郷の、この寒さといい、山谷に囲まれた地形といい、真田の武将は日頃からこの地に住まう事で自ずと鍛えられて、皆強靭な肉体の持ち主だったに違いありません。
真田の武将が、戦国時代に武勇を誇ったのも頷ける気がします。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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