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妙義神社の鬱金桜

2017.05.03(21:19) 738

上信越自動車道で東京に向かう折、長野県から群馬県の境に入ると、突如、迫力ある岩山が迫ってきます。
バスで東京に向かう時、いつも、この風景に暫し圧倒されてしまいます。

丁度、群馬県甘楽郡下仁田町・富岡市・安中市の境界に位置するこの奇岩の名勝地は、日本三大奇景とされる妙義山で、赤城山、榛名山と共に上毛三山の一つに数えられます。

日曜日は、この妙義山の山麓にある妙義神社にお詣りに行ってきました。
遠くから妙義山を臨むと、その稜線がメラメラと燃え立つ炎の様で、山のドッシリと静かに構えたイメージに比べると、非常に動的な印象を山の威容に感じます。
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上信越自動車道、松井田・妙義ICを下りて5分程車を走らすと、「道の駅みょうぎ」へと到着します。
妙義神社は、一旦そこで車を停めて、歩いてすぐの所にあります。
一足遅く、桜の開花の時期はとうに過ぎてしまっているようでした。
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妙義山の総門。
若葉の繁る中、朱塗りの門が一層鮮やかに映えます。
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妙義神社から妙義山へと登る登山口もあり、道の駅には登山の帰りと思しき格好の人達が、一休みされている所を目にしました。
あの山の姿からも想像できるように、登る場所によっては、かなり登山する人の熟練度を必要とする山でもあり、高所恐怖症の僕は、登りたいと言う気持ちがこれっぽっちも湧いてきません。
妙義山登山の厳しさは、この妙義神社へと続く参道の傾斜を見ても用意に想像がつくと言うものです。
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この石段を上っているときですら、怖くて後ろを振り返る事もままなりません。
勇気を出して、撮った1枚。
この山門の高さでもかなり良い眺望なので、山頂に登ったらどんな景色が広がっているのでしょう。
チョットだけ、恐いもの見たさの好奇心が芽生えましたが、それでも高所恐怖症を上回る程ではありませんでした。
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石段を上って振り返ると、門の向こうには安中の街が広がっていました。
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門の天井に施された龍の絵も景色同様に迫力があります。
門の彩色や彫刻がどれも鮮やかで目を見張るものがあります。
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黒を基調に塗られた本殿。
それを飾る彫刻の美しさがより引き立っています。
何でも日光東照宮を手掛けた彫師の仕事と言われているそうです。
鳥や獅子などの動物の躍動感がもの凄く伝わってきます。
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拝殿の脇にある巨大な紅葉の木。
しばらく眺めていると、緑の中に引き込まれてしまいそうです。
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本殿から下って、波己曽社(はこそしゃ)まで下りてきました。
妙義神社は、古の時代、波己曽神社と言って、元はこちらの方が本殿であったそうです。
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参拝を済ませたら、さらに奥へ進み、宝物殿/御殿を訪れてみる事に。
宝物殿を順路に従って進むと広間へと通じ、そこから庭園を眺める事ができます。
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庭園には黄色の花を咲かせる珍しい品種の鬱金桜(うこんざくら)が満開となっていました。
ソメイヨシノに比べると開花の時期がちょっと遅めと言う事もあり、ギリギリセーフで花の咲いている所を見る事ができました。
何でもカッパのキャラクターでお馴染みの清酒「黄桜」も、この鬱金桜に因んだ名前なんだそうです。
鬱金桜は、散り際には桃色へと色づき、別名「美人桜」とも呼び、幸せを呼ぶ桜とも言われています。
もうすでに新緑の眩しい妙義山でしたが、春の名残となる鬱金桜にも会えて、あの急な参道を登った甲斐がありました。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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