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骨折しました

2020.03.31(18:11) 781

「冷やし中華始めました。」的なノリでタイトルをつけましたが、何のひねりも無く、実は先日骨折をしてしまいました。
まさか、久々に書いたブログの内容が、自分の骨を折った話題になるとは。。。。。トホホ。

「どうして折ったのか?」と言いますと、「スキーでパラレルターンを華麗に決めた瞬間、コブに乗り上げて・・・・」と言った、格好の良いものではありませんで、普通に歩いていて側溝にハマってしまいました。
容赦のない身内からは、「今時ドブにハマった!」と周辺に触れ回っている様で、まさか骨折の理由でこんなに肩身の狭い思いをするとは思いもよりませんでした。
娘を連れて散歩していて、途中抱っこしながら歩いていたら、たまたま側溝の蓋の割れ目に足をつ込んでしまい、娘を落とさない様にバランスを取ろうとした瞬間に、「ボキッ」と右足をやってしまったのです。
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やった瞬間、「これは折れたな・・・。Σ(´Д`lll)エエ!!」と頭をよぎりましたが、不思議な事にその段階では何とか右足をつけて辛うじて歩くこともできました。
今思えば、ガソリンのエンプティランプがついた車でも、しばらくは走行できるようになっているのと同じで、そんな猶予期間であった様に思います。

しかし、時間を追うごとに、腫れと痛みが増すばかり。
次第に右足をついて歩くのすら儘ならない状態となり、四つん這いにならないと移動もできない様になりました。
この四つん這いの父を、娘が面白がって、馬乗りになったり、四つん這い競争を仕掛けてきたりと、さしづめ新しいオモチャを見つけた!と言う感じでロックオンされてしまいました。
普段は、娘の笑顔を「無垢な天使の微笑み」と表現して止まない僕ですが、この時ばかりは嬉々として遊びをせがむ娘が、映画のチャイルド・プレイに出てくるチャッ◯ーに見えました。
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東洋医学に携わる者の専門用語で「瘀血(オケツ)」というものがありますが、滞った血液によって、病的症状を引き起こす原因となるものと考えられています。
恐る恐る靴下を脱ぐと、その瘀血がしっかりと創傷部周辺に確認できました。

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鍼灸治療では、こうした瘀血の所見に対しては、昔から刺絡(シラク)やお灸といった方法が用いられております。
自分にこうした処置を施せる機会はなかなかありませんので(今後は無いと信じたいですが・・・)、この時とばかり自分を実験台にしてみました。
まずは刺絡ですが、瘀血の集中しているのが膀胱経というツボの流れになっており、その足の小指の先端ある至陰(しいん)穴に鍼をしました。
すると、それまでドンドコ!ドンドコ!と16ビートのリズムで刻んでいた足先から痛みが、8ビートくらいに感じる様に。
「お〜!ちょっとマシになった!」と迂闊に足に体重をかけた途端、再び16ビートで痛みのロックンロールが始まってしまいました。
ですが、多少マシになった事に気を良くして、今度は患部の周辺からも同様に刺絡を行ってみました。
同様に、痛みが少し和らぐ感じがありましたが、やはり少しでも体重の負荷をかけると、痛みがぶり返しそうなので、この日はそれで処置を終えて、その晩は眠りにつく事にしました。

翌日になって、整形外科を受診しましたところ、「第五中足骨の骨折」との診断を頂きました。
レントゲンでもしっかりと骨折線が確認できました。
鍼灸師らしくツボでいうと「京骨(けいこつ)」の辺りになります。
古代中国では、第五中足骨後端の隆起の事をそのまま京骨と呼んでいましたが、自分にとって、この「京骨」というツボは、とても思い入れのあるツボの一つになりそうです。
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さて、晴れてと言いますか、これで生涯3回目30年ぶりの骨折が確定しました。
甲子園なら、地元の公立高校が久しぶりに甲子園出場を果たし、さぞ湧き返るといったところでしょうか。
しかも人生初の松葉杖!
不謹慎ですが、松葉杖って何か漫画の主人公的な側面を感じませんか?(家族には何を言っているかわからない、と全否定されてしまいました。)
さて初めての松葉杖生活に変なスイッチが入ってしまい、年甲斐もなく娘と松葉杖で駆けっこしたり、坂を登ったり、階段を登ったりとはしゃいでしまいました。
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その後、待っていたのは骨折の痛みよりも、全身の筋肉痛。グェ━(´ェ`)━!!!
慣れない松葉杖での歩行で、背中や肩の筋肉が悲鳴をあげてしまいました。
「バカは死なないと治らない。」と言われるくらいですから、骨を折ったくらいでは、自分のおバカ加減はなかなか治らない様です。
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肝心の骨折の方ですが、3日目ぐらいからは、じっとしている分には、ほとんど痛みもなく、体重の負荷も2、3割であれば乗せれる様になりました。
骨折箇所には、前述した瘀血の周りを囲む様にして、お灸の治療を行なっております。
日を追うごとに腫れの方はすっかり引いてきて、瘀血の色も大分薄まっていきました。
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お陰様で一週間も経つと、松葉杖無しでも歩行できる様になりまして、日常生活もそれほど支障なく過ごせております。
皆様もくれぐれも怪我にはお気をつけください。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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