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ツボの由来~始まりと終わり~

2005.09.01(00:49) 8

9月になりました。
季節もぐっと秋めいてきて、最近は日の入りもずいぶん早く感じる様になりましたね。
そんなわけで、このブログの背景もちょっと衣替えです。

今日は経絡の始まりと終わりについてお話しさせて頂きます。
12本の経絡は、バラバラに気が流れているのではなく、ちゃんとスタート地点とゴール地点があると考えられています。
我々がこの経絡の勉強をする際には、必ず覚える順番があります。
それはつまり、その順番通りに気の巡りがあるという考えがあるからです。
各12本の経絡には、それぞれに関連の深い臓腑がその道筋の名称となっています。
順番に挙げていきますと、肺、大腸、胃、脾、心、小腸、膀胱、腎、心包、三焦、胆、肝となっています。
肺経の最初のツボは“中府”と言い、その次に来るのが“雲門”というツボです。
そして肝経の最後のツボの名前は“期門”と言います。
先ず肺経の最初に来るツボは中府と言いますが、ツボの由来のお話しをする上で、今回は雲門穴についてご紹介しようと思います。
雲門穴ですが、先ず人体の気があたかも雲の様に上昇して立ち上がっていく、その最初の門と言うことで、色々諸説はありますが、気血のスタート地点としての意味があります。
そして、最後の期門穴に来てゴールとなるわけです。
“期”という漢字は“其”“月”が組み合わさって出来ています。
まず“其”という字の元となっているのは、モミなどをふるい分ける四角いざるであったと考えられています。
つまり“四角”という意味の含みがあり、これに時間的要因を表す月という字が付くと、春夏秋冬の四つの季節が正確に移り行き、そして最初に戻るというよう働きを表します。
そのことからこの期門穴というのも、人体を気血が正確に巡回し、再び最初に戻ると言うこ気血の生理が、この期門穴の名称となったと考えられています。
季節がめぐる様に、また朝がきて昼がきて夜が来て、そして再び朝を迎えると言う様な循環する自然の摂理を、人間にも置き換えて考えています。
この辺りのお話しも、とても面白いので、いずれの機会にご紹介したいと思います。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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