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大漢和辞典

2006.04.15(12:52) 88

大漢和辞典をご存じですか?
漢字に興味がある方などはピンと来るかも知れませんが、大修館書店から発売されている漢和辞典です。
大漢和辞典


親文字5万余字、熟語53万余語を収録した世界最大とも言われる漢和辞典です。
現在、修訂第2版が出ていて、全15巻という膨大な量の辞典です。
大漢和辞典


最近になって、祖父から譲り受けたのですが、書道をたしなむ祖父は常々、漢字が本来持つ意味を知らないと字を書くのでも、なかなか味がでてこないと言っていましたので、この辞典は祖父にとっては必携の書であったと思います。
祖父のみならず、この辞典が国内外問わず、多くの人の漢字研究の礎になったことは間違いなく、大漢和辞典の編纂の中心となって働いた諸橋轍次先生の功績は計り知れないものであると思います。
この大漢和辞典の完成までには四半世紀の年月を費やし、途中戦火によって原版が消失したり、諸橋轍次先生ご自身も壮絶な作業により右目を失明、残った左目の視力も衰えた過酷な状態にもかかわらず、最後まで編纂作業を続けたそうです。
それはまるで、古代中国の歴史家、司馬遷が、時の皇帝の怒りを買い宮刑(去勢)に処せられてもなお史記を書き続けたという話を彷彿とさせます。
後世に残る大偉業というのは、必ず何らかの大きな障害がつきまとうもので、それらの困難を克服し、もたらされたものには、それに関わる方々の不撓不屈の精神を感じずにはいられません。
諸橋轍次先生の偉大な業績に敬意を表しつつ、今度は、この大漢和辞典からも、この天長地久に小ネタを出していければなあと思います。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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コメント
こんばんは。『大漢和辞典』は、鍼灸を勉強するためには絶対に欠かせない工具書ですよね。
第2版の縮印本が出るとなおよいのですが…鍼灸師のみならず普通の方でもあの重さに手首を痛めるのではないかと思います。なので、ほとんどの場合は修訂第1版を使用しています。
最近では、中国の『漢語大詞典』の評価が高く、実際にそれがないと困る場面もないわけではありませんが、また字音を『広韻』ではなく『集韻』を採用したり『経籍纂詁』を使用しなかったりと問題もいくつかありますが、しかしそれでもなお今日でも最高峰の辞典であることは動かないことです。
諸橋氏以下の諸先輩の恩恵にあずかりつつ、日々鍼灸の発展に少しでも寄与できるとよいですね。
【2006/04/15 18:25】 | よしおか #IlUaVNB6 | [edit]
(ToT)知り合いの方からチャンドンゴンは行き過ぎだって注意されたのでハマチに変更します。
最近は友達にもここを紹介しているんですよ。
しかし今日の大漢和辞典のお話は、もう少し出世してブリくらいにならないとついていけそうにありません。噛み砕いてお話してくれることを楽しみしております青峰先生
【2006/04/16 01:59】 | ハマチ #- | [edit]
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