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お香の日

2006.04.18(20:02) 90

一日過ぎてしまいましたが、4月18日はお香の日なんだそうです。
その由来は、595年4月に香木が日本に漂着したということで、漂着した月である4月に「香」を分解すると「一十八日」となることから、この4月18日がお香の日になったとのことです。
以前、臭いの話の時に少しお香の話題に触れたことがありますが、この事で少しお香に関して調べてみますと、お香の香りも五味分類がされているのだそうです。
東洋医学で言うところの五味というのは「酸っぱい」「苦い」「甘い」「辛い」「鹹(塩辛い)」という味覚が、それぞれ肝=酸、心=苦、脾=甘、肺=辛、腎=鹹と言う五蔵に対応しています。
それぞれの蔵に何らかの変化が起こると、その対応する味をむやみに好んだり、嫌ったり、もしくは養生や治療にその五味を応用したりします。

香道の世界では、微妙な香の違いを嗅ぎ分けるにあたり、六国五味(りっこくごみ)に分類されているそうです。
六国とは香木の種類のことで、伽羅・羅国・真南賀・真南蛮・寸門多羅・佐曽羅の六つのことを言い、概ねこれらの名称は産地の地名を当て字にしたもののようです。
そして五味は味(辛・甘・酸・苦・鹹)によって、それぞれの匂いの特質を表現しています。
それらの匂いはどのように表現されるかというと
辛味-丁字(グローブ)の苦味。いがらきるようなる苦味      
甘味-ハチミツの甘味                 
酸味-梅の酸味。            
鹹味-海藻を火にくべた時の潮臭い匂い。    
苦味-薬を煎じた時の匂い。

こういった匂いを“聞き”分ける為に、相当の修練を積まなくてはなりません。

中国のふるい故事に「良い香りがするところには、邪気が立たない」というものがあります。
その故事からも、人にとって、良い香りを嗅ぐことで、気持ちをリラックスさせ、頭脳を明晰にさせる効果があります。
また香によって得られる効能に「香の十徳」と言われるものがあります。
 1,感覚を研ぎ澄まされる 
 2.心身を清浄にする 
 3.穢(けが)れを取り除く 
 4.眠気を覚ます 
 5.孤独感を癒す 
 6.多忙時でも心を和ます 
 7.沢山あっても邪魔にならない 
 8.少量でも芳香を放つ 
 9.何百年をへても朽ちはてない 
 10,常用しても害がない

忙しい時、心に余裕がないときなどは、つい気持ちがイライラして、普段おこすことのないミスや何気ないことに腹を立てやすかったりします。
そんな時こそ、しばしの間、香を焚く時間を作る事で、心に余裕を与えてあげることも大切なことかも知れませんね。
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天長地久 ~長野県東御市から送る鍼灸師の日常~


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コメント
鼻で聞く?鼻から癒される?あまり意識したことのない部位なだけに、不思議な感じです。森林浴にいったりするとなんでか気分が良いのは、意識しないところで癒されているからなんですね!
しかしあの森のにおいは苦味ってことになるんでしょうかね~(^ム^)ムムムム・・・・
【2006/04/20 20:14】 | ハマチ #- | [edit]
ハマチさんこんにちは。
独特な森の匂いってありますよね。
陸上をやっていた時分は、よくクロスカントリーで近所の裏山を走り回っていたりしました。
昔は、ホントに健康的な生活をしていたような気がします。(笑)
【2006/04/26 19:16】 | 青峰 #- | [edit]
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